iPad購入?の話

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        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / // ……というわけで
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/    iPadの本買ったお!
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ヽ    /     `ー’´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一””””~~``’ー–、   -一”””’ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
 
 
 
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 |    ( ●)(●)  な、なんだと……
. |     (__人__) 日本でのiPadの発売は
  |  U  ` ⌒´ノ   五月末に延期になったと聞いていたのだが……
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.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
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 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
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| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / // アメリカ資本の業者から
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/  購入したんだお!
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー’´      ヽ /    /     バ
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 ヽ    -一””””~~``’ー–、   -一”””’ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
 
 
 
 
 
 
 
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  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  ほらほらよく見てみろよこれ!
  |     |r┬-|     |   すげえだろ!!
  \      `ー’´     /  
 
 
 
 
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. |     (__人__)  …………
  |     ` ⌒´ノ   …って、これどう見てもただの本だろ
.  |         }     常識的に考えて…
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
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   /  (●)  (●)  \.  はあ?
   |    (__人__)    |  だから初めから
   \    ` ⌒´    /  iPadの本つってんだろうが……
   /              \
 
 
 
 
 
 
  ./ ̄ ̄\
 /ノ( _ノ  \ 
 |,’⌒ (( ●)(●)   「の本」の部分を背景色と同じにして
 |     (__人__)  紛らわしいことしてんじゃねー!!
 |     ` ⌒´ノ ,rっっ                  ,
/”⌒ヽ   ソ,ノ .i゙)’ ‘ィ´                `     ,._
      ゙ヾ ,,/ { ) 丿             ,  ゜;,/⌒    ⌒u:::\ 。
 ィ≒    `\ /’ニ7´     スパァァ────/(◯.;); :::::、;(;.◯));:’::::ヽ‐───‐‐ ン
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   }      __\___ ___   ____´_;;{   ;` j|r┬-|:;〉::,,゚, 。;;:;;|
   )ンィ⌒ ̄” ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ニ≡┴‐ー-,==ー–ァ人て゜ ゚;:,::|: ゜ .
   ノ/             ≡”        ;;;;(( 三iiii_iiiiiii)))))て,,;;/  。  ;
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えー、とういうわけで、iPad vs キンドル買って読みました。
アメリカ資本のamazonジャパンで。

初めはこれ、雑誌形式の本だと思ってたんですが、思いっきりモノクロの文章本。
いやー失敗したかな?とも思ったんですが、いやかなり面白かったです。
 
僕はキンドルの通信システムに関して日本で実装されていないこともあり、いまいち把握していなかったのですが、 この本でやっとその実態が掴めました。
キンドルは携帯と同じ通信システムを内蔵している。
僕もそこまでは知っていました。
ただ、そこから先、契約のことに関しては……
パソコンに一度ダウンロードしてから通信ケーブルでダウンロード?
それとも、電話料金のように通信業者にお金を支払うの?
その程度の認識だったのですが、実は通信社との契約はamazonが一律にまとめて契約し、利用者は通信費を支払う必要がないということがわかりました。
 
( ´Д`)?通信費がamazon持ち? それじゃ儲けでないじゃん。
そこでamazonはあらかじめ本に通信費分の金額を上乗せして売っているというわけです。
なるほど、確かに電子書籍だとデーター量も少ないし、ユーザーが通信を行うのは基本的に本をダウンロードするときだけだから通信負担も少ない……。
この方式ウィスパー(ささやき)ネットという名称で呼ばれているらしく、ユーザーは通信社との煩わしい契約をすっ飛ばして本を購入することが出来る。目に見える通信じゃなくて、まるでささやくようにユーザーの気づかないところで通信を行っているから、ウィスパーネット。なるほど……。

確かに本を買うのにいちいち通信社と契約をするのはめんどくさいですからね。上手いビジネスモデルですね。
キンドルが急速にシェアを伸ばした一因は、このような煩わしさを極力ユーザーに感じさせないシステムの構築にあったようです。
 
 
 
 
日本の電子書籍市場とアメリカ市場とのギャップも再認識させられました。
アメリカでは本一冊一冊が高いんですが、再販制度、返本制度がないので本屋がディスカウントして売り出すことも可能だそうです。
そして、アメリカでは電子書籍はハードカバーの出版と同時に出されるということ、つまりブームが一段落した後にペーパーバック化してから電書籍化ではなく、新刊と同時に電子書籍が売り出されるわけです。
これはすごい。
かたや日本はといいますと…。
日本にもPCなどに電子書籍サイトがいくつかありますが、その形式は大体一社一社独自形式で配信されています。
そして配信される本は新刊で無く、古い本ばかり。
その上、値段は新刊とまったく同じ。
日本は既存の紙媒体が電子書籍によって食いつぶされるのを極端に嫌っているのがすごくよくわかります。
だから、動きが鈍い。
この日本の体質は日経新聞社、喜多恒雄社長が発言した
『「紙の新聞の部数に影響に与えない」ということを前提に、その範囲内で価格を模索しました。』
という言葉に集約されていると思います。
(日経電子版は紙媒体の購読料よりも月1000円高い値段設定になっている)
 
さらに、取り次ぎの問題や、権利関係が複雑であるということも、この問題をより一層ややこしくさせています。
日本の出版は電子書籍に手を出したくても出せない、酷いジレンマに陥っているのです。
 
 
 
勿論日本も電子化の流れにまったく無反応というわけではありません。
これから先、起こりうると考えられていたことが
「漫画雑誌の電子化です」
以前より、漫画は雑誌は赤字で、単行本で本を取るというシステムを使ってきました。
どうせならば雑誌は赤字なので出したくはないが、かといって雑誌を出さなければ読者に作品を周知させることができない。
周知させれなければ利益を出す単行本が売れない。
…と、いうジレンマから出版社は赤字でありながらも雑誌を発行し続けてきたのです。
ところが、この問題は電子化という手を使えば、かなりいい効率で解決出来ることに出版社側も気づき始めたのです。
電子化ならば印刷のコストを払う必要もないし、積極的に新人を雑誌に登用し、刊行速度も速めることができる。
まさに一石二鳥。
この本でもこれから先、電子化と書籍との棲み分けが進むのではないのかという予言がなされていましたが、この予言は確かに鋭いところをついていると思います。
更にその雑誌の電子化から本をネット上で買うのが日常化すれば……もの凄いイノベーションが起きるでしょう。本屋がすぐ眼の前に出現するようなものですからね。amazonのネット通販よりももっと簡単に、もっと早く。
 
ですが、この動きに本当に出版社側が柔軟に対処することができるかどうか…?

僕の予想としては出版社の次のアクションは既存の雑誌を電子化ではなく、電子書籍専門の雑誌を発行すると考えています。
嫌な予想ですが。
ほんと、そんなことをしてもなんの意味もないんですけどね。
電子書籍の雑誌を出したところで、既存の雑誌の赤字が減るわけでもなし、既存雑誌のポテンシャルもないから売れない上に、大したマーケティングにもならない……。
でも、やってしまうような気がするんですよねー。うーん。

まあ、市場が出来上がってないのに、見切り発車は日本の専売特許というか……得意分野というか……。
前にも言ったように日本はデバイスを作るのは上手ですけど、市場開拓は滅茶苦茶下手ですからね。
 
 
 
他にも以前、出版社が集まり日本電子書籍 出版社協会なる団体を作ったことが報じられましたが、今のところその実際の動きは聞こえてきません。
僕はこの件に関してもかなり悲観的に考えています。
恐らく…
日本は世界の主流から外れた独自フォーマットでの電子書籍を出版する。
だが、電子書籍は紙媒体との競合を嫌って、紙媒体の発売よりも遅れて、そして同等の値段で発行される。
のではないのではないのかなーと。
電子書籍への移行も進まないし、市場の規模も大きくならない。
かなり、悲観的な予想ですが。
今までの音楽業界の動き、携帯の動きなどから見ても、おそらくは当分この形に落ち着くような気がします。
残念ですけど。
 
 
 
少なくとも
「新刊と電子書籍が同時発行!」
「価格は紙媒体よりもずっと安く!」
「品揃え豊富!」

なんてことには当分ならないと思います。残念ながら……。
うーん、ガラパゴスガラパゴス……。
 
 
 
 
         ____
       /      \
     /  _ノ  ヽ、_  \
    /  o゚⌒   ⌒゚o  \   今日もまた、
    |     (__人__)    |  scansnapで自炊する仕事が始まるお…
    \     ` ⌒´     / 
 
 

iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (brain on the entertainment Books) (単行本) 

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