アマゾン、電子書籍でアップルに先手 作家囲い込みへ「印税7割」
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100122/bsb1001220507004-n1.htm
ソニー、3G内蔵の新Reader Daily Editionを発表、図書館からの貸し出しも対応
http://japanese.engadget.com/2009/08/26/3g-reader/
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/:::::::::⌒ 三. ⌒\
/:::::::::: ( ○)三(○)\ 印税7割!?
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ヽ::::::: -一ー~、⌒)^),-、 |_|_______|
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以前の記事で話題にしましたが、どうやら向こうでは電子書籍が更に盛り上がりをみせているようです。(なんだか自画自賛だけど過去の記事、結構いい線ついてるな……。やっぱりアップルやらないやらないって言いながらちゃっかりやっちゃったし……)
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/ ─ ─\ う~ん正直最早この流れは止められないお
/ (●) (●) \ 問題はいつこの流れが日本に来るか……
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ヽ -一ー_~、⌒)^),-、 | |_________|
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/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/ でも日本は出版、流通、小売りが絡み合った複雑な構造
| U (__人__) l;;,´ そう簡単にこの流れが来るとは思えないお……
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( \ / _ノ´.| |
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/( ●) (●)\ 多分利権構造のしがらみで動けなくなってるところに
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 外資が突如参入してあぼーんだお!
| |r┬-| | 慌てて参入するものの時既にお寿司
\ `ー’´ / ipodの二の舞が今から見えるお!
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/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) しかし日本は今でも電子書籍の販売数は
| ` ⌒´ノ かなり多いと聞くが……
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. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
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| |ヽ、二⌒)、 \
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/ (●) (●) \ それは主に携帯電話によるもの
| (__人__) | アメリカで流行りつつある電子書籍とは
/ ∩ノ ⊃ / 構造が違うお
( \ / _ノ | |
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/ (●) (●) \携帯コンテンツは紙媒体を浸食するほどの力はないけど
| (__人__) | この電子書籍はターゲット層が紙媒体とだだかぶり
\ ` ⌒´ ,/ 特に流通と小売りにとっては死活問題レベル
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ / r─–⊃、 |
| ヽ,.イ `二ニニうヽ. |
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/ (●) (●) \ なので企業は絶対に阻止したいはず
| (__人__) | だが、そんな構造お構いなしの外資が切り込みをかけ
/ ∩ノ ⊃ / 構造は崩壊、または縮小……
( \ / _ノ | |
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/ .<●>::::::<●> \ 紙媒体は絶対に無くなることはないだろうけど
| (__人__) | 電子書籍は絶対にこれから拡大していく
\ ` ⌒´ /
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( , -‐ ’” )
`;ー” ` ー-ー -ー’
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/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/ だが、豊富なコンテンツを持たない
| (__人__) l;;,´ 弱小企業だと既存企業に飲み込まれる
/ ∩ ノ)━・’/ 改変のためには大手の参入と
( \ / _ノ´.| | 高機能のデバイスの出現が必須となるわけだが……
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/ (●) (●) \ その条件は整いつつある……
| (__人__) | 間もなく大津波が日本に押し寄せてくるでしょう
\ ` ⌒´ ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ / r─–⊃、 |
| ヽ,.イ `二ニニうヽ. |
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/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 大混乱に陥って右往左往するのが
| |r┬-| | 今からすごい楽しみだお!!
\ `ー’´ /
逆に大きなビジネスチャンスとも言えるんですがね、まあとにかく高性能なブックリーダーの出現が大前提。
パソコンで文章読むのじゃ絶対に主流な流れにはならない。
逆に高性能なブックリーダーユーザーを作り出すことが出来れば電子書籍は間違いなく売れる。
現在でも機能面は非常に高い、バッテリーは1~2週間ももち、見た目も紙媒体と変わらない。
それプラスとして日本進出の際にはカラー表示も可能になって欲しいところだが、問題点としてバッテリーの持ちが悪くなってしまう。
それこそ究極系の形としては有機ELなどによる本当に紙のようなブックリーダーということになるのだろうが、そこに行き着くまでにはまだまだ道のりが険しそう。
とにかく、「文章を読むための装置」であることが絶対に必要。
それがパソコンや携帯などになってしまうとなんの意味も持たなくなってしまう。
個人的には電子書籍向けの同人書籍ビジネスはビジネスチャンスがあると思うのだが、まあ既存のダウンロードサイトが真っ先に手を出すだろうから、新規参入はちと厳しいかもしれない。
でも、電子書籍専門サイトには可能性があるような気がする。データー量もそこまでないしダウンロードサイトとしては構築も簡単そうだ。(だけど勿論コンテンツの問題はある)
そのうち既存の出版とは形状が違う、新しい形の出版社が登場すると思う。一番の可能性が高いその出版社はアマゾンだけど。ソニー、アップルもそれに続く可能性もある。それこそ印税70%なんてことになったら作家の大移動が始まったりして。電子書籍になると作家が滅茶苦茶増えるだろうけど、その分淘汰も激しくなるだろうから作品のクオリティが上がったりもするかもね。(まあ問題は作品を作家に丸投げということがあるけど……)
とにかく出版側やら作家側とかからみるとこの流れは要チェックと言った所だろう。
スティーブン・キングがキンドルでやったように恐らく初めの一撃は有名作家の独占配信だと思う。
作家の活動の幅は広がると思うけど、その分出版社が囲い込みを今よりきつくするかもなぁ……。
まあ、まずはともかく電子ブックリーダーが日本に進出しない限りはどうにもならんのですがね。
電子書籍が流行出したりすると流通、小売り、印刷は真っ青だろうけど……。
日本の利権体質だとなかなかそう上手くいかないかもなぁ。
ソニーの「Reader Daily Edition」
なかなか良さそう。
縦読みだとこうか。
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お疲れです。ちょくちょくチェックさせて貰ってます。
電子書籍、どうなるんでしょうね。
定着する派、しない派、日本では相当時間かかる派、いろんな意見がありますね。
いずれにせよ、町の書店はもう厳しいですね。デジカメ登場で決定的にダメになった町の写真屋状態が近づいてるんでしょう。
電子書籍が明らかにクリエイターに有利となれば、既存出版社のマイナーリーグ化は避けらないので、出版社も対策を考えてるんでしょうが、結局Amazonが65%取る事に何も言えない現状を見ると…。
つまる所、大手出版社の最大の無駄使いは誰がどう見たって人件費なので、そこを削らない限り何やっても説得力が無いと思います。
でもきっと、日本の出版社はクリエイターと小売から限界まで削りにかかるんでしょうね。
長文失礼しました。
>>通りすがりさん
( ´∀`)どうも通りすがりさん。早速のコメントありがとうございます。
う~ん、現状で街の本屋さんの有利な点と言えば、すぐに買える(amazonは次の日ぐらいに来ちゃうけどそれよりは早く)暇なときにぶらりと立ち寄り適当な本を探せる。くらいなもんでしょうか……。
括弧書きでも書きましたけど、amazonもすぐに来ちゃいますからね。ほんとにリアルの本屋店舗の優位性は失われつつあるような気がします。
都会なら「帰り道にある本屋でもよってみるか」ってなこともあるでしょうが、田舎とかとなると「欲しい本があるかどうかもわからないし、どうせすぐに届くからamazonで買っちゃおう」となってしまうわけで、といいますか東京にいたときも普通にamazon使ってましたし……在庫レベルが段違いですからね。
電子書籍がメジャーになってそれだけ作家が増えればスタージョンの法則じゃないですけど、駄目な小説は増えるでしょう。だけど総数が増えているんでいい小説も増えると思います。全体の10%くらい。(適当)
まあでも、確かに既存出版社のマイナーリーグ化はあるでしょうね。まあそのうち既存出版社に関わらなくてもメジャーレベルになるひとも出てくるかもですが……。
既存大手に関わるメリットと言えば、一番大きいのはやっぱり多くの人に読まれる。=( ´∀`)フハッ金じゃ!ステータスシンボル。といったところでしょう……。
でも電子書籍が主流になれば、中抜きされない電子書籍の方が旨味が大きいわけですからねぇ。既に電子書籍でメジャーになっている人はよほどに好待遇じゃないと出版社側に移らないような気もしたりしまなかったり……でも、まあそういう状況になるにはまだまだかかりそうです。
( ´∀`)ああ、大手の人件費。削れませんね。基本人件費なんてなかなか削りにくい部分ですからね。労組とかうるさそうだし。まあ一番簡単なコスト削減は本を刷らないことです。
(´・ω・)本末転倒……。でもこれ確実。戦わない者は敗北することはない。じゃないですけど。リスクが少なくなる。売れる漫画家の本を多く刷って、売れない漫画家は様子をみるようにすればいい。
あと自転車操業的に新しい雑誌を始めたりしたりして……。
( ;゚Д゚)ああ~もうわけがわからない~。
最後に適当にお言葉を二つ。
人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり。
財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すを上とす。
武田信玄さん、後藤新平さんでした。
(´・ω・)いやすいません……。なんだかブログエントリみたいなノリで書いてしまいました。
(;´∀`)それでは失礼致します。
追記
( ´∀`)なんかこんな動きもあったり……。
出版社:国内21社が電子書籍協会発足へ アマゾンに対抗
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100113k0000e040056000c.html
(´・ω・)う~ん……これって。電子書籍版、○ャスラック?
んー小難しいことはわからないが
携帯小説で涙流してる
ライトユーザーの取り込みを考えると
声入りの小説でいいんでね?
色々な描写までよんでくれるっていうw
声優業界が賑わいそうだw
まあファイルサイズは超でかくなるけどな!
その辺はパケ放題でおk?
まあでも所謂同人系の活動的な事が個人レベルで配信できそうだな
現在「トラの穴」が委託の定番だけど
電子化すれば物がなくても、データで販売できるわけだから
クリエーターも痛くも痒くもないね
ビジネスレベルで言えば
弱小でも数人で十分参入できそうだから
出版会の進出はしやすそうではあるかな?
紙ベース大好きだけどいかんせん場所をとるからなあ・・・・
>>外道さん
(´・ω・)声入りというか音声読み上げは対応しているようですね。
まあMP3とかに圧縮して音質も落とせばなんとか少ない容量でも可能かも…。
でも自分の場合は結局音声切って読んじゃうと思いますけど。
読み終わる(聞き終わる)のに3倍くらい時間かかりそうだし…。
同人ビジネスは確かに一気に流れるかも…。
でも今でさえかなりグレーゾーンなのに大手を振って商売となると…いろいろと問題が起こりそうな気も…。