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東京旅行の話2
2007年5月2日
光が丘から一路新宿へ向かう。新宿で軽く朝食をすました後適当に新宿をぶらつく。特に大きく変ったところはないが、数件の店が入れ替わり新しい店に変っていた。新宿ではよく飲みをしていたから懐かしく感じる。数時間の時間をつぶし。山の手線に乗り今回の目的の地「渋谷」へと向かった。
渋谷に着いた後も何分か時間が余っていたので適当に渋谷を歩き回る。次第に空は暗く暮れ。街に明かりが灯り始める。
新宿アルタ前
Shinjyuku In front of Alta
渋谷のハチ公前で待ち合わせの約束だ渋谷では東京に在住しているK氏との飲み会が待っていた。ハチ公の前で何をするでもなく人の行き交いに目を向けている時、氏からの着信が入った「喫煙スペースにいるよ」との連絡。そういえば以前もそこにいたような…なるほど失念していた。などと思いながらハチ公横に作られた喫煙スペースを覗くと氏の姿があった。
「いや全くひさしぶり」
「いやいや」
渋谷スクランブル交差点
Shibuya free intersection
二人で飲むときの行き着けの店に向かいながら互いの近況などを話した。まったく、その時気づいたのだが氏とは約一年ぶりの再会となることに気づく、どうりで懐かしく思うはずだ…。
店へとたどり着くと早速ビールを頼み再開の杯を挙げる。
氏の近況を聞くにつれ東京で頑張り活躍していることがひしひしと伝わってくる。氏の背後にオーラが見えるのは気のせいだろうか…。
久しぶりの再開酒は進む、つまみを適当に頼みながら日本酒をボトルで注文し、スパークリングワインも注文する。ガブガブと酒を飲み談義に花を咲かせる。いや全く旧友と会うのは何でこんなにも楽しいのだろうか?
二日酔い気味であったはずなのにいつの間にかテーブルには酒の空き瓶が転がっていた。そろそろお開きにするかと言うこところで酒の注文を思い直してみると日本酒が中瓶で三本にスパークリングワイン一本を飲んでいることに気づく。二人で一升半空けたことになるから結構飲んだものだ。
本当はこれでお別れになるはずだったが連絡を取り宿を貸してもらえる筈の男に連絡がつかない。困っている所に
「なら、ウチによってみるか」
との氏の暖かいお言葉。
ありがたい。僕は酒も入っているんで厚かましくもご好意を受けますよ、ええ。
渋谷から地下鉄に乗り、途中銀座線に乗り換える。
渋谷から銀座線に乗る場合は普通に銀座線のホームから乗る方法もあるが一度半蔵門線に乗り、次の表参道駅で降車した目の前に来る銀座線の電車に乗り換える方がラクに乗り換えることが出来る。
なんだちゃんと覚えているじゃないか…(本当は電車に乗るまで表参道で乗り換えるか青山一丁目で乗り換えるか迷っていたのだけれども…《青山一丁目での乗換えだと階段を上り下りしないといけない》)
無事目的地に着いた。酔いが回りながら街の中を行く氏の後を追う。しばらく歩いて目的地にアパートにたどり着く。
中にお邪魔し、同じ下宿人の方々と軽く会話したのち、暇なのでゲームをすることになった。
「ふふ、俺は手ごわいぜ…」
といきがってみたものの…惨敗。
おのれ…酒のせいか…いや酒ならば氏も同じ条件のはず…これは精進せねばならぬということか…。(他のところを精進しましょう)
その後マンガの話やら宇宙の話、機械と人間に関する話などをしたものの酒が回っているためかどうも要領を得ない会話になってしまった。
う〜む、今度会うときはちゃんと話がしたいものだ。
外を見るともう空がわずかに白んできている。
「じゃあそろそろ行くよ」
そういい残しその場を後にし、氏と別れた。
まったく今からも再開が楽しみな御仁よ。
電車に乗りそのまま大手町まで行きそこから東京駅へと向かった。
帰りの新幹線の中、今回の旅のことを思い返す。
旧友との再会、酒酒酒…。
酒ばっかりか…。
とにかくこの旅で得たものは多かった。
次に合うときは自分も変り成長しようと思える旅だった。
そしてまた会う日まで。
さらば。
朝が訪れまた一日が始まる。
思い出のみを残しこの地を去る。又会う日まで…
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